ぼうひろブログ

ぼうひろ

海岸公園冒険広場の愛称は「ぼうひろ」
そして、な、なんと「ぼうひろマーク」がある。「シール」まである。
というか、作った!
その「ぼうひろマーク」には「海岸公園っていったらこれっしょ!」
という二つの物が描かれている。
一つは「風」 
冬は蔵王おろしの冷たい強風、夏はこれまた海からの強い風。
ま~一年を通して比較的風の強い公園だ。

もう一つは「カニ」
学名 「クロベンケイガニ」 地元のおじいちゃん達は「ヘビきりガニ」と呼んでいたという。言われてみるとよくぞつけた!と。
まさしくぴったりくる。ヘビをもちょん切ってしまいそうな大きな目立つハサミなのだ。
公園の周りの松林にいる。

初めて見た去年の7月、そのハサミが白くて目立ったのだが、今の時期のハサミは身体と同じく黒い。
でも、よく観察しているとだんだんと白っぽくなってきている。
繁殖時期が7月~9月という事らしいので雄が雌を誘うためなのか、目立つ為に変化していくのだろう。
カニ穴

本当にきれいに住処の穴が掘られている。
結構大きいでしょ。

「このカニは食べられるんですか?」じいちゃんに聞いてみた。
「いや~、食えね~。」
「えっ?毒?」
「んにゃ、中身がなんにもなくてうまかねぇ」
「じゃあ、みそ汁のダシには?」粘る私。
「………」
そりゃそうだなぁ、旨かったらもうとっくのとんまにいなくなってるよな。

しかも、捕りに行くのにはこんな事も覚悟しなきゃならない。
そして「かにとりいってかにくわれる」覚悟も。
で、蚊にくわれた時の為に「ヘビイチゴ」の焼酎漬けを作った。1ヶ月程経つと使える。
これをつけると痒みに効く。またお腹の痛い時にもちょっと飲むといい。
子どもの頃「ヘビイチゴは食べられないよ」と言われて育った。毒なのだと思って決して食べなかった。
ヘビイチゴなんて名前もヘビ苦手の私にはその所にはヘビがいるのだと思えた。
でも、ちょっと前、「食べられない事はないが美味しくないのだ」と教わった。その時初めてかじってみた。
それは確かに美味しくはなかった。何の味もなくカスカスした食感。
ところがだ。
前にも書いたがこの公園の周りの草花、雑草はとにかくでかい!!
同じくヘビイチゴの粒もでかい!
遊びに来たアオイと一緒に収穫に行き大きな真っ赤な粒をかじってみた。
甘いんだよ、これが。
広辞苑で調べても「無毒だがおいしくない」とある。
ここの雑草は不思議だ~

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