ぼうひろブログ

岩沼市・玉浦西地区のまち開き

海岸公園周辺での遊び場(2011~)

昨日7月19日は、岩沼市玉浦西地区のまち開きでした。
仮設住宅が集中する里の杜地区で遊び場活動を続けてきたご縁で、「いわぬまあそび場の会」の皆さんと一緒にお手伝いをさせていただきました。
  
 
玉浦西地区は、大きな被害を受けた岩沼市沿岸部の集落に住んでいた皆さんが移り住むために震災発生後新たにつくられたまちです。自宅を移転再建、または復興公営住宅へ入居する形で昨年より転居が進み、このたび、集会所、公園、商業施設などの都市基盤も含めハード面の整備も概ね整いました。
他の自治体と比べると住宅再建の事業は早く進み、「復興のトップランナー」とも言われる岩沼市ですが、4年という時間は決して短くはなかったはずです。自宅再建した方も「鍵の引き渡しを受けた時のうれしさは忘れることができない」と目に涙を浮かべながら話していました。
 
震災前の沿岸部の環境とは大きく変わったものの、ここでの新たな暮らしが豊かなものになるよう願うばかりです。公園・緑道などはは、つくりあげるプロセスに子どもも含め住民が参加する仕組みがあったため、できてすぐの段階にもかかわらず人の営みを感じさせるものになっていました。子どもたちが地域の人に見守られながら遊び育つようなまちになっていきますように。
私たちも、引き続き応援していきたいと思います。
(ねもと)

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