今日はぼうひろ(=海岸公園冒険広場)とその周辺地域の、冬の生き物調査を実施しました。
ぼうひろが仙台市沿岸部の鳥たちにとって大切な拠り所になっていることを、あらためて確認することができました。
ぼうひろのまわりを囲む竹藪や樹林は、鳥たちを天敵や風雨から守る役割を果たしています。
冒頭でお見せしたシジュウカラ(撮影:新野 聡 氏)をはじめ、今回もさまざまな種類の鳥を確認することができました。
アオジ(撮影:新野 聡 氏)
ホオジロ(撮影:新野 聡 氏)
ヒヨドリ
シメ
東日本大震災発生後に植樹した木々も、6年半の月日を経て大きく成長してきました。
やがてぼうひろを囲む樹林となって、鳥たちの大事な居場所になっていくことでしょう。
今日はぼうひろの他、藤塚から井土浦にかけて任意踏査も実施しました。
ここでも様々な鳥たちと、少ないながらも水生生物を確認することができました。
様々なカモ科の鳥たち
コサギ
カワラヒワの群れ
群生する茅の中を飛ぶトラフズク。2羽います。(撮影:新野 聡 氏)
タマキビガイ(撮影:紺野 広昭 氏)
さらに、藤塚とぼうひろのあいだの貞山堀、そしてそこと二郷堀を結ぶ導水路も調査しました。
鳥や水生生物のほか、仕掛けていたセンサーカメラでキツネとタヌキの動画を撮影することにも成功しました。
写真は貞山堀で確認することができたシモフリシマハゼ。
貞山堀の上を飛ぶカルガモ(撮影:新野 聡 氏)
土手の上で見かけたムクドリ
導水路で確認したスジエビ
キツネ
タヌキ
遅くても今年の夏には再開する予定のぼうひろ。
みなさんもこんなさまざまな生き物を探しに遊びにきてくださいね。(めん)