ぼうひろブログ

第2回 冒険遊び場全国一斉開催

海岸公園周辺での遊び場(2011~)

12/10(土)の七郷あそび場は、NPO法人日本冒険遊び場づくり協会主催の第2回冒険遊び場全国一斉開催に参加します。「今こそ守ろう!子どもの命、子どもの遊び」をテーマに、子どもの遊びに関わる98の団体が参加して、日本中で冒険遊び場(プレーパーク)を開催します。(昨年開催された第1回についてはこちら

いま、日本全国で子どもたちの外遊びが困難になっています。
東日本大震災に伴い事故が発生した福島第一原発の近隣では、拡散した放射性物質を避けるため、屋外の活動が制限されています。原発から離れている地域でも、目に見えない放射性物質への不安は絶えずつきまとい、のびのびと外遊びすることにためらいを感じてしまうような状況が続いています。
津波で被災した地域でも、生活環境が激変したことにより、外で遊びづらくなっています。ぼうひろをはじめとする多くの公園も被害を受け、そこでの子どもたちの遊びの機会が奪われています。
また、直接震災の被害を受けなかった西日本でも、台風をはじめとする自然災害が多発した今年は、外遊びが困難になっている地域が数多くあります。
そして、このように外遊びが困難な状況が、子どもたちに悪影響を及ぼし始めています。思いっきり体を動かすことや、外でしか得られない様々な体験が妨げられることにより、健やかな心身の成長が阻まれているのです。

「今こそ守ろう!子どもの命、子どもの遊び」というテーマは、放射性物質や自然災害といった危機から子どもたちを守りつつ、その中で出来る限りの遊ぶ機会を保障していこうという思いが込められています。
私たちもその主旨に賛同し、七郷あそび場で子どもたちと思いっきりあそび、この困難な状況を全国の仲間とともに乗り越えていくきっかけにしたいと考えています。

<めん>

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