ぼうひろブログ

草のつりざお、カエルの箱庭

あそぶ

暖かくなり、海岸公園冒険広場に遊びにくる人の数が増えてきました。植物も動物も元気が出てきて、その力を借りた遊びがいろいろ楽しめる季節になりました。

冒険広場の展望台では、春になるとつくしがたくさん生えます。

遊びにくる親子に教えようと、入口に大きな看板を置いてみました。

その結果、たくさんの親子がつくし狩りを楽しんでいきました。どんな料理をつくったか写真を送ってくれたお母さんもいました。

別の日。遊びにきた男の子に「タコ糸ありませんか?」と相談されたので、「何に使うの?」と聞いたら「釣り竿をつくりたい」ということでした。

何か遊びのタネになればとプレーリーダーが置いていたセイタカアワダチソウの茎を見て、ひらめいた様子でした。

男の子の妹も何やらつくっていたので見ていたら、笹竹や木の枝、木端で金づちをつくっていました。それぞれのパーツは草で結わえられ、とれないように工夫されていました。

別の男の子たちが、角材とブロックで作った囲いに泥や枯草を入れて楽しそうに遊んでいました。

捕まえたカエルのために、居心地のよい庭をつくってあげているようでした。

いま、新型コロナウイルス流行の影響で、冒険広場には使えない遊具や遊び道具があります。それでも子どもたちは、春の生き物たちの力を借りながら遊びを次々生み出して、自ら楽しみをつくり出しています。

めん

ページの先頭へ