3.11東日本大震災を知る

海岸公園冒険広場には、震災について知る・学ぶための材料がいろいろとあります。
「ちょっとしたことからでも、子どもたちに震災のことを伝えていきたい」「震災のことは気になるけれど、伝承施設まではなかなか行けない」…という方は、まずは海岸公園冒険広場をひとまわりするところからはじめてみてはいかがでしょうか。

震災を知る

  • 画像:プレーリーダーがガイドする様子
  • 園内には、震災の痕跡を保存してあるところがあります。 案内板も設置しているので、時に自然が見せる脅威の側面を体感してみてください。
    また「避難の丘」とそこに導く案内看板など、次の災害に備えるための設備にも注目していただければと思います。
    その他、「避難」「多重防御」など市の津波対策全体や海岸防災林再生についても知ることができます。
    もし「もっと知りたい」ということがあれば、遠慮なくスタッフにお声がけください。
    また、定期的に実施する防災訓練に参加したり、団体での視察(要事前相談)なども可能です。

3.11当日の冒険広場
~速やかな避難で、犠牲者なし~

  • 画像:2011年3月11日冒険広場の様子
  • 2011年3月11日に発生した津波は、想定を大きく超える約7mの高さで海岸公園冒険広場を取り囲み、大きな被害をもたらしました。
    しかしながら、2010年チリ地震による大津波警報発令時の教訓を生かした速やかな避難誘導によって、犠牲者は一人も出ませんでした。
    また、その後冒険広場に避難してきた住民3名と残った職員2名は、展望台のある丘で助かりました。

次の災害に備える
~津波が来たら「避難の丘」へ~

  • 画像:避難の丘から仙台市街をを臨む
  • 3.11に命を救った展望台のある丘は「避難の丘」として再整備されました。標高15mの頂上は700人の避難を想定して広げられると共に、緊急時に幕を張ってテントにもなる「防災あずまや」も設置されています。

「自由に遊ぶ」ことだって、
防災につながる

子どもがやりたいことを自由にできる遊び場は、掛け値なしの楽しさとともに様々な育ちの機会も生み出しています。
そこで育まれる力は「災害時」に生きるものも少なくありません。
工作からは、「何を作ろう?」「どうしたら出来るかな…」と想像力・創造力をフル回転されて試行錯誤しています。
斜面でも、すべったり登ったりするして遊ぶ子の姿が見られます。
ちょっとした運動に負けないくらい、バランス感覚や筋肉を使います。
たき火が出来るエリアでは、「はじめてマッチをすった!」という子も。
生活に欠かせない「火」その便利さ、怖さ、付き合い方に楽しみながら触れることができます。

  • 画像:冒険広場で遊ぶ子どもたち
  • 画像:冒険広場で遊ぶ子どもたち
画像:冒険広場で震災で知るマップ

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