6月4日(土)、久保田東あそび場を実施しました。
良く晴れて気持ちの良い日。夏!って感じです。日が陰ると少し寒いのですが、水を使った遊びも盛り上がりました。中には全身びしょぬれになってしまう子も。
そんなのも、家のすぐ近くのあそび場だからこそできる遊びだなあ、と思います。
車で出かけるようなあそび場だったら、その場のノリで「濡れちゃえ!」というのは難しいかな、と。
子どもの生活圏に遊べる環境があることで、子どもは自分で決められることが増えます。「それが困るのよ…」という大人の声も聞こえてきそうですが、やってしまって分かること、やってしまって助けられる経験はとても大切だと考えています。
ずっと「失敗をしない人生」を送ることはできるのでしょうか?できたとしても、それは失敗が「できない」人生なのではないでしょうか?すさまじい緊張の中で生きていくことになるような気がします。
それよりは、失敗が多くてもそこからまた始められる、助けてもらえる方が大切なのではないでしょうか。
そして、助けられた経験がある人は、人を助ける人になる、とも思います。
ただの水遊びの話がずいぶん大きくなりました。
「だから遊ばせなさい」という話ではありません。
そういうこともある「かもしれない」から、「あっちゃ~!」という時も、そんなことをちょっと考えてもらえたらいいなー、という話でした。
(しんぞー)
******************
この活動は(公財)東日本大震災復興支援財団「子どもサポート基金」の助成を受けて冒険あそび場ネットが実施しました。