2024年度を通じて実施してきた仙台市遊び場展開事業「あそびばせんだい」の、最後の会場となる「南材木町小学校体育館会場」を1/18(土)に実施しました。
日常の遊び環境の充実を目指して取り組んできた今年度の「あそびばせんだい」ですが、冬の開催は「身近な体育館が遊び場としてもっと使えたら…?」ということで「学校の体育館であそぼう!」として、12/21(土)、1/18(土)の2回を実施しました。

第1回には100人ほどの参加者があり、大盛況での開催となりました。
1回目の盛況を受け、第2回には屋外会場も併設し、120人超の参加がありました。

会場内は、子どもがそれぞれ好きに過ごせるように、大きくエリア分けをし、それぞれに遊びの素材を配置しました。
「ボール遊びなど走り回って遊べるエリア」

「マットや跳び箱などで遊べるエリア」

「乳幼児コーナーを含む、のんびり遊べるエリア」

参加した子どもはそれぞれの「やってみたい!」の気持ちのままに、のびのびと遊んでいました。
体育館の滑る床を活かして、毛布をソリのように使う遊び。
跳び箱の上からから分厚いマットに向かって飛び降りる遊び。
段ボール(近隣のスーパーマーケットさんからたくさんいただきました)を使っての自由な工作。
ニセこたつ(テーブルに布団をかけているだけで熱源の無い見せかけだけのこたつ)で、ボードゲームをしたり、おしゃべりをしたり。
「のびすく若林」さんが貸し出している幼児用の遊具も、お兄さん・お姉さんが遊んでいる間の弟くん・妹ちゃんに楽しまれていました。
屋外の会場では、手作りのブランコやモンキーブリッジなどのロープ遊具や、この時期ならではの「氷」を使っての遊びが人気でした。

この「あそびばせんだい 南材木町小学校会場」で使用した物品はいずれも、「体育館にもとからあるもの」や「地域や近隣での入手がしやすいもの」を意識して揃えました。
大人がおおらかに見守る姿勢を持ち、あそびごころをもってその場に居るだけで、子どもはのびのびと遊ぶことができるようになることを感じてほしかったからです。
子どもが日常的に、のびのびと遊び、育つことができる社会。
皆さんと一緒に実現したいと思っています。
せんだい遊びとまちネットワーク、冒険あそび場ーせんだい・みやぎネットワークは、
みなさんの遊び場づくりを応援します。
(しんぞー)
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令和6年度仙台市遊び場展開事業
主催:仙台市
実施:せんだい遊びとまちネットワーク(認定NPO法人 冒険あそび場ーせんだい・みやぎネットワーク、NPO法人都市デザインワークス、一般社団法人プレーワーカーズ)
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