2/11(火・祝)に「東六郷であそぼう 特別編 氷であそぼう!」を実施しました!
今年も2月とは思えない暖かい日が続き、氷が張らずにやきもきしていましたが…。

直前になって冷え込み、見事に氷が張りました!
やったー!遊べるぞー!

でも、直前で降った雪が水を吸って凍った部分は、水だけでできた氷よりももろく、あっという間に割れました。
なるほど。

氷の下は冷たい水だ!
こりゃ氷に乗るのは厳しいぞ…。

なら、氷を出してしまえばいいじゃない。
冒険広場のプレーリーダーが氷を運びだしております。

写真だけだとわからないかもですけど、ここ、斜面なんです…。
足元が滑る!氷が滑り落ちる―!

無事設置。イエーイ。
昨年も氷が薄く、地面の上に敷いてその上を滑って遊んだのでした。
遊んだ経験が活きました。何事も無駄にはならん。

あらかじめ容器に水を張って仕込んでいた氷。
氷の中に山茶花が咲いています。

融け残っている雪で滑って遊びます。
氷であそぼう、なんだから雪で遊ぶのは違うだろうって?
ある物は何でも遊ぶのよ。

「火は?火は点けないの?」
昨年も参加した男の子からリクエストがあり、火おこしが始まりました。
「氷であそぼう!」も、2020年から始めて5回目。
ファンも増え、ベテランも出て来ました。
経験を積んだことで、あれもこれもしたいなあ、できるんじゃないかなあと意欲が膨らみます。
いいねいいね。

井土まちづくり推進協議会さんが、井土クリーン作戦後に、井土のヨシを使って「ミカド」を遊んでいました。
地域にある物で遊び、遊ぶことで興味を持ち、さらに知り、知ったもので遊び…。
「楽しい」「面白い」で深まるサイクル。
詳しくはこちらのページからどうぞ。
井土まちづくり推進協議会さんのno+e
毎年場所をお借りしている仙台市若林区六郷東部地域井土地区の皆さん。子どもが氷遊びをする様子を見ながら、楽しそうにご自身が経験してきた冬の氷あそびのお話をしてくださいます。
田んぼや用水路を凍らせて、下駄にかすがいを打って作った「下駄スケート」で遊んだ話。
冒険広場ができる前、小午沼(おごぬま)の上を、上着を帆にして端まで滑った話。
池の氷を割って、寒くて動きが鈍い魚を竹で作ったヤスで突き、火を起こして焼いて食べた話。
氷であそぶなんて信じられないという人もいるのでしょう。
寒いのに外出るなんて。冷たいものにわざわざ触りに行くなんて。
でも、触れてみないと、知ってみないとわからない良さがある。
子どもにとって、その一番身近な機会が「遊ぶ」ことなのです。
子どもは「遊ぶ」で、世界とつながります。
自然豊かな環境で、世界に触れて遊び、育つ時間。
自然は、人は、世界はこんなに面白い。
もっともっとたくさんの子どもに、その機会があるように。これからも活動を続けていきます。
(しんぞー)
★この企画は、一般財団法人ハウジングアンドコミュニティ財団の助成を受けた井土まちづくり推進協議会の主催事業で、井土町内会はじめ地域の皆さまと取り組んでいます。また、井土町内の法人北杜グループの皆さまには、毎年給水など多くのご協力をいただいています。お礼申し上げます。
★冒険あそび場-せんだい・みやぎネットワークは、宮城県「NPO等による心の復興支援事業補助金」を受けて、六郷東部地区の地域資源を活かした遊び場活動に取り組んでいます。