ぼうひろブログ

仲間

開園して10ヶ月、公園も初めての春を迎えている。
天気に恵まれたゴールデンウィークの混雑とは打って変わって静かな雨の公園。

前にも書いたが1年近くなって地域の人達との繋がりが広がってきたのを感じる。
木っ端を提供してくれる工務店高豊さん、
何かと声をかけてくれる常連の子どものおじいちゃん三浦さん、
そのおじいちゃんが紹介してくれた産廃業者のおばちゃん小鳥さん。
「ねぇおばちゃん、子ども達が使うんだけどマッチか100円で売っているようなライターないかな?」
なんて気軽に声をかけてしまう私。
しばらくすると「はい、ご希望の物」なんてニコニコしながら持ってきてくれる。
「こんな物があったらいいなぁ、なんて思った時は先ず私んとこに電話しな」なんても言ってくれている。
本当に有り難い事だ。
そういえば最近も「バトミントン」の羽をたくさん持ってきてくれたお母さんがいた。
名前も言わず自分で作った竹笛を置いていってくれる人、古釘をそっとリーダーハウスに置いていってくれた人もいた

そしてこんな人も。その名は「ひょんちん」

4月29日「公園をつくろう」にこの出で立ちで現れた。
「おはよう!でっちどんです~」
遊びにきた家族とマシュマロ焼いたり、たき火でコトコト煮込んだ芋汁粉ふるまったり。
「前来たときはお雑煮もらいました、ごちそうさまでした」なんて会話も弾んでいる。
この「ひょんちん」大人の常連の筆頭。じつは漫画家志望だった。
「だった」と言う。
「東京に出て修行したけど5年で挫折した、がはははは!」
実に愉快な人だ。
この度の「あそびてんこもり ちびひろ」のキャラクター、ひょんちーの生みの親だ。
プレーリーダーのブッチャーが小さい子どもに
「ねぇ、ひょんちー描いて」って頼まれて困ったそうだ。
そう、リーダーハウスの中でサクサクっと描いてそれをぬり絵にして遊んだ子どもが次ぎの日も遊びに来たんだよね。
公園のサポーターを募集しているが、こんな形の仲間や、何をするでもない、でも「ぼうひろ」を、子ども達の遊び場
、応援してくれる仲間が一人でも増えていくことが願いだ。
そしてそこから次へと進む

ページの先頭へ