9月なのになぜこんなにも暑いのか…。まだまだプールを作ってあそんでいます。
ふらりと遊びに来た近所の子が、プールがあるのを見て
「すいとんの術、したいな…」
イイね!
「ニンジャ」ってのは、ロマンだよな!
ストローある?など確認して、
「散歩って言って出てきたから、プールで遊んでいいか聞いてくる」
と、おうちに帰っていきました。
しばらくして、水着に着替えて帰ってきたその子は
「プールで遊ぶのはいいけど、すいとんの術はダメだって…」
残念そうに言いました。
正直、おうちで「すいとんの術」に関して話し合うその子とおうちの人の姿を想像すると笑いがこみあげてきてしまうのですが、「そっかぁ…」と相槌を打ちました。
しかし、その後もその子は
「ストローある?」
「短いホースとかあるの?」
「竹がいいのかな…」
と、明らかにあきらめきれない様子。
私は
「やっちゃえば?」
と言って、ストローを渡しました。
すると、少しだけ悩んで
「ちょっと試してみよう」
とプールに入り。
「できる!」
と嬉しそうな声を上げました。
その後、「すいとんの術」に挑戦している様子を見ていた他の子も、工作コーナーからストローをもってプールに入ってきて、すいとんの術大会。最終的には「すいとんの術」は関係ない水遊びになっていましたが…。
おうちの方には、約束を破らせてしまって申し訳ありません。
でも、世の中には自分の「やってみたい」を応援する大人もいることを知るのも、大事なことだと思うので…。
久保田東の遊び場でのお話でした。
(しんぞー)
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