冒険あそび場ネットでは、子どものあそび環境を豊かにしようと活動する団体や個人を応援しています。
「プレーパーク学習会」は、当団体が培ってきたプレーパークづくりのノウハウをもとに、より実践的にプレーパーク運営を学ぶことができる場です。
2月7日(土)に、富谷市のしんまち公園・町下会館にて、NPO法人ふうどばんく東北AGAINの協力のもと、学習会を開催しました。講師は、プレーリーダー斉藤信三(以下、しんぞー)。参加者は、プレーパーク活動をしている団体の方や、子ども関連の仕事をしている方7人でした。
今回のテーマは、「安全管理のノウハウ」。前半は、思わず「危ない!」と言ってしまいそうになる工具を実際に使ってみるワーク、後半は「見守る」について意見交換をしました。
使ってみよう!いろいろな工具
午前は、工具を使ってみる実践編。作るのは、「森山」という名前の手のひらサイズの木の人形です。参加者同士自己紹介の後、雪がふぶく中、しんまち公園で枝や松ぼっくりなどの材料を調達。「工作に使えるものあるかな?」という目線で公園を見ると新しい発見があります。


実際に、かなづちと釘やノコギリ、やすりや錐といった道具を使い、森山づくりにチャレンジ!
参加者は、普段はなかなか使うことのない工具もどんどん手に取って使っていました。


作り終えた後は、しんぞーから道具の使い方やコツをレクチャー。例えば、作業台に取り付けて固定する道具「万力」を使う時には、作業台自体を他の人が押さえるなど、実際に道具の使いやすさの違いを比べながらお伝えしました。参加者からは、「電動の工具がないのはなぜ?」といった質問や、「自分も夢中になれた。今度プレーパークで工具を出してみたい」などの感想がありました。
実際に使ってみることで、どんな使い方をしたら危険なのか知ったり、子どもが使う時どんなサポートが必要か考えたりする時間になりました。

▲参加者が制作した森山たち!個性的です。
子どもを見守るとき「大切にしたいこと」を考える

午後は、講義やワークを通して、子どもの見守りについてみんなで考えました。
はじめに、しんぞーから、「子どもの遊び/リスクとハザード」についてお話しました。その後は、グループワーク「見守るって何?」。2つのグループに分かれ、お互いの見守る距離感や、介入する時のタイミング、方法などを話しました。


次に、ケーススタディでは、協力団体NPO法人ふうどばんく東北AGAINが主催する「とみやっこプレーパーク」から事例紹介をしていただきました。山で遊んでいる時、遊び場で刃物を使う時など、具体的な場面をもとに、「自分だったらこんな時どうする?どう見守る?」をみんなで考えました。しんぞーからはケースごとに、子どもへの伝え方や、プレーリーダー同士のコミュニケーションなどについてお話しました。

最後に、講義「見守る大人への伝え方」では、当団体で作成・活用しているボランティアのしおりをもとにお伝えしました。
【参加者からの感想】
・とても勉強になりました。プレーリーダーとしての動きだけではなく、自分の大切にしていることなどを再確認しました。
・お互いの「見守る」のすり合わせていくことが、運営上大切だと思いました。
講座を通し、各々が自分の「見守る」を見つめなおし、大切にしたいポイントを発見する時間になれれば幸いです。
ご参加いただいたみなさま、ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
(さんちゃん)
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※この企画は宮城県「令和7年度NPO等の絆力を活かした震災復興支援事業」による助成を受けて実施しています。
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