10月上旬、六郷東部地区で「イナゴとり」をしました!
8日は二木(ふたき)地区にある「しばさき農園」さんの稲刈りが終わった後の田んぼをお借りして。
11日は井土地区の井土浦川に近い田んぼの横で、「井土クリーン作戦」の後、井土生産組合さん、井土町内会さん、井土まちづくり推進委員会さんの協力をいただいて実施しました。
大人も子どもも夢中になってイナゴを捕まえました。
初めのうちは「どこにいるかわからない!」と言っていた子も、何匹か捕まえると「いた!またいた!」とどんどん捕まえるのが上手くなっていきます。目が「虫を探す目」になっていくのでしょう。跳ねたイナゴが揺らした草の動きに敏感に反応し、素早く手を伸ばします。
つぶさないように、でも逃げられないように、柔らかく握った手の中で、イナゴがはねるバチンバチンという音が聞こえます。
ただの虫獲りでは終わらないのがイナゴとり。食べるための下ごしらえも実践しました。ゆであがる臭いをかいで「くせえ!」という子もいます。確かにちょっと癖があるかも。
ゆでて、羽根・足をもいで下ごしらえ完了。その様子を見ていた男の子が「家に帰ったらお母さんに作ってもらおう!」と言っています。見守るお父さんは「どうかなぁ…」と苦笑い。
見て、聞いて、触って、嗅いで、味わって…。
イナゴとりは、掛け値なしの「五感を刺激するあそび」なのでした。
子どもの遊びと生活が繋がっていて。たくさん遊ぶことで大人に感謝される。
そもそも子どもが地域のそこかしこ、大人の営む暮らしのすぐ横で遊んでいることが当たり前。
もちろんいい事ばかりな時代でもなかったのでしょうが、良かったことは今でも引き継いでいきたいな、と思っています。
(しんぞー)
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この活動は(公財)東日本大震災復興支援財団「子どもサポート基金」の助成を受け、実施しています。
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