6/22日の「久保田東あそび場」にて。
テーブルホッケーで遊ぶ、お孫さんとおじいさんの写真。では、ありません。
こちらのおじいさんがお孫さんと遊びに来ているのは事実なんですが、この写真で遊んでいる子はお孫さんではありません。今日、「初めまして」の子です。
私とおじいさんとで、子どもの頃の遊びのお話をしていました。
けっこう長く話し込んだので、おじいさんはテーブルホッケーの台の横に置いていた椅子に腰かけました。
そこへ、子の男の子がスーッと寄ってきて、おじいさんの向かい側に座り、無言でマレット(ホッケーの打つヤツ)を握ったのです。
それを見ていたお爺さんは「お?」とだけ答えて、同じようにマレットを握り、勝負が始まりました。
しばらく打ち合った結果、男の子の放ったパックがおじいさんの側のゴールに吸い込まれました。ガッツポーズをとり、満足気に立ち去る男の子。おじいさんはニコニコしています(私の目には、おじいさんがパックを意図的に見逃したように見えました)。
とても良い場面だなー、と思いました。
一瞬で理解して「お?」と応えるおじいさんも素敵ですが、ホッケー台の脇に座っているおじいさんに当たり前のように勝負を挑む男の子もイイなあ、と。
「おおらかさ」と「遠慮のなさ」が出会った感じ。この出会い、「遊び場ならでは」な気もします。
こうした場面、こうしてつながる関係性を、いろいろな地域にもっともっと増やしていきたいです。
(しんぞー)
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この活動は(公財)東日本大震災復興支援財団「子どもサポート基金」の助成を受け、実施しています。
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