8月29日(月)に開催した「久保田東あそび場」で、小学生のお兄ちゃんたちがペットボトルでつくった「船」と同じものをつくりたくで、工作をがんばる幼稚園の子がいました。お兄ちゃんたちの船はペットボトルのフタに穴が開いていて、水を入れると水の「ビーム」が出る仕組みになっていました。開催時間が終わり他の子どもたちが帰ったあとも、一人残ってなんとかつくろうと試行錯誤していました。この子の「挑戦」にシビレれたプレーリーダーたちは、とことん付き合うことにしました。
粘りに粘ってなんとか完成させ、ぶじ水の「ビーム」の発射も成功した瞬間がこちら。このときの幸せそうな表情を見て、「待ってよかったなあ」と心から思いました。事情をしらない人からすれば、何の役にも立たない拙い工作にしか見えないかもしれませんが、この子にとってはこのとき自分をもっとも幸せな気持ちにすることのできる、最高の作品なのです。
(三浦めん)
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この活動は(公財)東日本大震災復興支援財団「子どもサポート基金」の助成を受けて冒険あそび場ネットが実施しました。
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