お知らせ・報告

竹と遊び

2022/09/11

プレーカー報告

9月11日(日)、仙台市宮城野区の与兵衛沼公園で開催された「よへいぬまプレーパーク」のお手伝いに行ってきました。緑や水辺の豊かな場所で、トンボやエビなどの様々な生き物、サルスベリやドングリといった木の実など、自然のめぐみを活かしたさまざまな遊びを子どもたちは楽しんでいました。

この日は竹が手に入ったので、子どもたちはそれを使った遊びもいろいろと生み出していました。これは地面に竹を刺そうと、ぐりぐり回転させているところです。

これは電車ごっこが始まったところ。

竹をうまく組み合わせて、屋根をつくった子どもたちもいました。そのほか竹を引っ張り合って綱引きのように遊んだり、葉っぱのもじゃもじゃをクジャクの羽に見立てたごっこ遊びをする子どもたちもいました。

子どもたちがあまりにも楽しそうに遊ぶので、大人も刺激されてこのように竹どうしがぶつかることで音の出る楽器をつくったりしたほか、竹とんぼやザリガニ釣りの釣竿をつくったりしていました。

中が空洞になっている竹は軽いので、大きさがある程度あっても子どもだけで運んだり、立てることができます。割ったり切ったり削ったりすることのできる道具があれば、いろいろなものをつくることもできます。いまより竹が手に入りやすかった子ども時代を過ごしたお年寄りに話を伺うと、実に多種多様な遊びで活躍していたことが分かります。

そんな遊びの素材として優れている竹のよさを、子どもたちの遊ぶ姿から再確認することのできた一日でした。

(三浦めん)

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この活動は(公社)ハタチ基金の助成を受けて実施しています。

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