お知らせ・報告

遊んで学ぶ (遊びの一コマ)

2023/02/27

プレーカー報告

2022年、11月28日の久保田東あそび場にて。

町内会から許可をいただき、消防署に届けを出して、町内会の集会所の敷地内で火が使えることになりました。

本来的な狙いとしては、火を囲んで大人同士が話をする機会を作りたい、というところだったんですが。
火があるならば大きくしたくなるのは、わかる。

だからと言って、枯れ草を入れられるとひやひやします。燃えながら飛んでいっちゃうので。
子どものあおぎたい(火に対して何かアクションを起こしたい)気持ちと、大人の火の扱いに気を付けてほしい気持ちの両立できるポイントを探して声掛け。
でも、基本聞かない。知ってた。
聞いてくれ。マジなのよ。

踊りながらうちわであおぐ。うちわじゃない人も交じってますが。

こうした愉快な場面もありますが、見ているとひやひやしたり、やきもき、イライラするときもたくさんあります。さすがにそれは…!と、止めたことも何度もありました。それでも、触れる機会を取り上げず、見守り続けることが大事なんだと思っています。

まあ、疲れますけど。途中、私と子どもでケンカみたいになった場面もありました。ちょっと険悪になった後は、くだらない遊びをしているうちになんだか和解。

話がそれました。

「触れる機会の大切さ」は、たき火に限ったことではないとも考えています。「危険」という理由で取り上げられがちな遊びや遊び場がたくさんあります。

が、経験のある人の見守りのもとで実際に遊び、危険との付き合い方を学ぶことで、自分たちで気をつけながら遊べるようになります。

基本にあってほしいのは「遊んで力をつける」という考え。「危ないからやらせない」が基本にあると、いつまでたっても危ないまま、できないままなのです。まずは「ちょっとでも、やってみよう!」が大事なんじゃないかと。

少しでも、子どもが自分の自由を獲得する力を身に着ける手助けをしていきたいです。

もちろん、子どもを見守りたい大人の手助けも、ですよ。知らないことは怖い、見守れない。だから大人がまず実際に遊んでみて、学ぶことがとっても大事なのです。一緒に、子どもの自由な遊びの世界を広げていきましょう。

(しんぞー)

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この活動は(公財)東日本大震災復興支援財団「子どもサポート基金」の助成を受け、実施しています。「自分の住む地域を、子どもがもっと自由に、のびのびと遊べる環境にしたい!」という方は、ホームページ内の「お問い合わせフォーム」からご相談ください。

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