2月の18日、仙台市若林区の六郷地区にある「六郷保育園」のお隣、「キッズファーム」での遊び場を実施しました。
いつもは午前中から開いているのですが、今回は午後から。午前中はこれまた六郷地区の東部、井土地区にある集会所でのワークショップに参加していたのでした。とても素敵な時間でしたよ。こちらの様子もいずれお伝えしたいと思います。
さて、今回の内容はというと。名前の通り、キッズファームで火を焚きます。
他には、夏に生き物を捕まえた水路の泥を掘り返して生き物を探してみたり、泥をこねて焼き物(の、真似事)をしてみたり。
それも「今からこれやるよ!」「今度はこれやるよ!」とスタッフが声掛けして、子どもが参加するというようなスタイルではありません。
誰かが「アレやろーっと」と何か初めて、それを見ていた誰かが「私もやろーっと」「じゃあ私はこっちでコレやろーっと」と、いわば「勝手にやっている」のです。
たき火のそばには「なんにもしていない」人もいます。
まあ、本当は「なんにもしていない」なんてことはなくて。おしゃべりもしているし、たき火をいじっているし、他の子が遊ぶ様子を見て、この空間の空気を感じているし。
いろんな人の「アレやろ」「コレやってみたい」「ナニやってんだ?」が混ざって混ざって、何色でもない色になっている。そんな感じ。遊び場は、来ている人が作るんだ。
焚き火周りの「リビング感」が、非常に良かったこの日。そんなことを考えたのでした。
(しんぞー)
========================================
この活動は(公財)東日本大震災復興支援財団「子どもサポート基金」の助成を受け、実施しています。
また、公益社団法人ハタチ基金の助成を受けて遊びを豊かにするための環境整備を行っています。
「自分の住む地域を、子どもがもっと自由に、のびのびと遊べる環境にしたい!」という方は、ホームページ内の「お問い合わせフォーム」からご相談ください。