3月13日（日）、仙台市宮城野区の与兵衛沼公園で開催された、よへえぬまプレーパークの開催協力をしてきました。生まれたばかりの若いプレーパークですが、去年応援にいったときと比べるとリピーターの数が増えていて、たくさんの親子に必要とされている活動なんだなと感じました。
公園には細長い水たまりがあって、そこでの生き物探しが盛り上がりました。春先は水の中の生き物は水底の枯れ葉や泥のなかに隠れているのですが、このような遊びを子ども時代にした経験がないため、そのことを知らない保護者が多かったのが印象的でした。
プレーリーダーにどこにいるか聞いたりもして、やっとザリガニやドジョウ、タニシなど見つけると、子どもたちはもちろん保護者のみなさんも、歓声をあげてよろこんでいました。子ども時代にできなかった遊びをいま楽しむことで、それを我が子がやりたいと願ったとき、共感できる素地が生まれたのではないかと思います。
ウシガエルの鳴き声が聞こえたので、子どもたちは拾った木の枝なども駆使しながら夢中になって探しました。なかなか見つからない中、あきらめられずにがんばる我が子を長時間に渡ってにこやかに見守る保護者が多くいて、こんなふうに遊ぶ時間を一緒に過ごせる親子を、もっともっと増やしていきたいと思いました。
（三浦めん）
※公益財団法人ハタチ基金2022年度助成金 による助成を受けて実施しました。