4月18日(火)、岩沼市で活動していた「いわぬまあそび場の会」さんによる「里の杜あそび場」の倉庫の片付けを行いました。
「里の杜あそび場」は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって活動を休止していましたが、その後の状況変化を受け再開は難しいだろうという判断がなされ、遊び場活動に用いる前提で公園の一角に置かせていただいていた倉庫も撤去することになったものです。
2013年、岩沼市里の杜の仮設住宅に住む子どもが遊べていない、という話から岩沼市と里の杜サポートセンターの主催で始まった「里の杜あそび場」ですが、仮設住宅も解体され市事業終了となった2016年3月以降、これまでボランティアで関わっていた皆さんが、地域の子どものためにと「いわぬまあそび場の会」を立ち上げ、「学生自主活動団体にこにこキッズ」さんと共催で活動していました。
倉庫の中には、これまでの活動で使って来た道具や遊び素材がぎっしり詰まっていました。
いろいろと思いだします…。
すべて運び出し、トラックに乗る大きさに解体します。
いわぬまあそび場の会のMさん(中央)も一緒に。
トラックに積み込んで、ロープをかけて。
作業終了。なんにもなくなりました。
「物」は。
遊び場が終了することは、寂しく感じています。
でも、あそび場が開いていたのは事実で、そこでたくさんの子どもが思い切り遊んでいるのを見てきました。遊び場を開くことで、関わった人たちのつながりができました。
「仲間」と「思い出」が残りました。
子どもが遊べるように動いていた大人たちがいて、そこで遊んだ記憶を持っている子がいる。
「今はない」ことより、「ここにあった」ことが大事なんだ。
里の杜あそび場は、多様な年齢の大人が関わり、子どもものびのびと遊ぶ素敵な遊び場でした。
「いわぬまあそび場の会」の皆さん、「にこにこキッズ」で関わったたくさんの学生の皆さん。ボランティアで参加した社会人の皆さん、岩沼市社会福祉協議会の皆さん、岩沼市スマイルサポートセンター(旧里の杜サポートセンター)の皆さん。
本当にありがとうございました!楽しかったー!
(しんぞー)
里の杜あそび場の活動の様子はこちらから。