井上きみどりさんの描く漫画で、昔の子どもが遊んだ経験をたどり、今・これからの子どもの育ちの環境を探っていきます。
(初めての方は、まず紹介ページをご覧ください!)
かつての子は、遊ぶ中で、身近にある農業など暮らしの営みのことも体感し、自然と学んでいました。
今回紹介した「いがっけ」「雑魚とり」は、その象徴のようなものです。
「二百二十日(9月1日頃)を過ぎたら、水を止めてもいい」と言われ、子どもたちはその日を待っていたとか。
何も学校の授業などでわざわざ教えなくても、地域を知り、自然を知り、暮らしの営みを知ることができる。そして、地域に愛着も持つようになる。
そんな視点で子どもの遊びを見直してみるのも、大切なことだと思います。
(ねもと)
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※この漫画は、公益財団法人ハタチ基金2022年度助成を受けて作成しました。