2024年1月20日、大和町の「吉田教育ふれあいセンター」で開催された「遊び場どうじょ!」(主催:大和町教育委員会生涯学習課)に、講師として呼んでいただきました。
数年にわたって呼んでいただいているのですが、今年度は開催回数も増え、さらには初めての「冬」開催でもありました。
打合せ段階では雪遊びを…!と盛り上がっていたのですが、残念ながら今年の温かさに雪は少なく。
でも、ある環境を目いっぱい遊ぶのがプレーパーク。様々な遊びが展開されました。
大和町の生涯学習課の皆さんが、用意してきていた段ボールを斜面に敷いてすべり台に。
滑り切った下には側溝があったのですが、雪を詰め込んで埋めるファインプレー。
一日中誰かしらが滑って遊んでいました。
なんともカラフル。こちらも生涯学習課の皆さんが用意した「指絵の具」。
絵の具まみれの手をずーっとにゅるにゅる撫でまわして遊んでいる子もいました。
いやあ、ナイスチョイス。
火もあります。お芋を焼いたり、マシュマロを焼いたり。
ノコギリに挑戦中。大人的には何かをつくること、形になった作品・成果を期待してしまいがちですが、「ノコギリを使うこと」が目的であったりします。
とにかく触ってみてえんだ。
それでいいと思うのです。
デカすぎて引けない弓を、二人がかりで引いている。
「できない」から生まれてくるものがあります。
で、二人がかりで成功したかと言うとそれはまた別のお話。
うまくいかないから考える。考えるのはおもしろい。つまり、うまくいかないのは面白い。
青空に凧が映えます。
こちらの凧は、大和町に遊び場を!と活動されている団体「まぼいっちゃ」さんが用意されたもの。
現在「まぼいっちゃ」さんの代表をされているのが、小学生の頃、仙台で当団体が実施していた遊び場に来ていた若者なのです。
大和町に呼んでいただくご縁が始まったのは、まだ小学生だった彼が「大和町に遊び場を作りたいんだ」と声を上げたところからでした。
こちらの枝で作られた小屋は「冬のレストラン」だそうです。
木の実や葉っぱ、雪で作られた素敵なメニューがお出迎え。
ただ、店員さんはいません。よそで遊んでるから。
融け残っていた雪をかき集めて、「かぶれる雪だるま」を作ってみました。イメージしていた規模感の雪あそびじゃないかもしれないけど、意外とできるもんです。
諦めないで「やってみる」って、大事。
今回の「遊び場どうじょ!」には、大和町の町長さんも様子を見にいらっしゃっていました。
来年度は、大和町の子ども子育て支援事業の策定期でもあるとのこと。地域で活動している皆さんと協働し、子どもにとってより豊かな遊び環境が実現することを祈っています。
大和町の子どもの遊び環境が、もっと豊かになるように。
これからもお手伝いをさせていただきたいと思います。
(しんぞー)
※写真提供 大和町教育委員会生涯学習課
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